主に糖質制限食に関わりのある様々な情報を発信しております。
今回のテーマは「糖質制限食が有効な疾患(前半)」です。糖尿病、内臓脂肪肥満、メタボリックシンドローム、肥満の改善例についてお話しております。
▼糖質制限食をはじめる前の注意事項
・診断基準を満たすすい炎の人、肝硬変の人、長鎖脂肪酸代謝異常症の人、尿素サイクル異常症の人、慢性腎炎の人は糖質制限食の適応となりません。
・糖質制限食は開始直後から効果があるため、糖尿病の経口薬を内服している人やインスリン注射をうっている人は、低血糖を起こす可能性があります。実施する際は必ず医師と相談してください。
・腎不全の人が糖質制限食を実施する際は、必ず医師と相談してください。
※恐れ入りますが、YouTubeのコメント欄でのご質問・ご相談にはお答えしておりません。悪しからずご了承ください。
また、理事長のブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」のコメント欄へいただくご質問には、理事長が可能な範囲で回答しております。
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<江部康二(えべ・こうじ)>
・1950年生まれ。
・1974年京都大学医学部卒業。
・1974年から京都大学胸部疾患研究所第一内科(現在京大呼吸器内科)にて呼吸器科を学ぶ。
・1978年から高雄病院に医局長として勤務。1996年副院長就任。
・1999年高雄病院に糖質制限食導入。
・2000年理事長就任。
・2001年から糖質制限食に本格的に取り組む。
・2002年に自ら糖尿病であると気づいて以来、さらに糖尿病治療の研究に力を注ぎ、「糖質制限食」の体系を確立。これにより自身の肥満と糖尿病を克服。
・2005年に『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』(東洋経済新報社)を上梓し、糖質制限食を初めて全国に紹介。以降、
『なぜ糖質制限をすると糖尿病が良くなるのか』(ナツメ社)
『糖質オフ!健康法』(PHP文庫)
『内臓脂肪がストン!と落ちる食事術』(ダイヤモンド社)
『食品別糖質量ハンドブック』(宝島社)
をはじめ、著監修書多数。
内科医/漢方医/一般財団法人高雄病院理事長/一般社団法人 日本糖質制限医療推進協会理事長
▼ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」
http://koujiebe.blog95.fc2.com/
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制作 一般社団法人 日本糖質制限医療推進協会
https://www.toushitsuseigen.or.jp/
一般社団法人 日本糖質制限医療推進協会は、糖質制限食の一層の普及を目指し、講演会、交流促進事業等の普及啓発活動を通して、広く糖尿病治療ならびに食生活に関する正しい知識を流布することを目的として、2013年に江部康二医師を理事長として設立された非営利団体です。
会の趣旨に賛同いただける皆様は、賛助会員としてご支援いただけますと幸いです。