【理系偉人】インスリン発見!不治の病だった糖尿病の治療に進歩を

【理系偉人】インスリン発見!不治の病だった糖尿病の治療に進歩を

”好きな偉人”はいますか?
歴史に名を残す”好きな人物”、”尊敬する人”はいませんか?

すぐれた能力やカリスマ性を備えた人物、後世に語り継がれるような功績を挙げた人物を指す“偉人”。
人類の生活を豊かにした発明家、宇宙や自然の真理を発見した研究者、尊敬すべき理系界の偉人たち。
アインシュタイン、スティーブ・ジョブズ、ナイチンゲール、レオナルド・ダ・ヴィンチ、野口英世…
そんな“先生”方の誕生日をお祝いしつつ人物像や功績を紹介する新シリーズ第⑥弾です!

偉人たちが遭遇した逆境や困難とは?
偉人たちは、そんな壁や苦難をどう乗り越えてきたのか?
困難を乗り越えるヒントや勇気に繋がれば幸いです(^^

今回のキーワードは“インスリン”
フレデリック・バンティング(Frederick Grant Banting)はカナダの医師でした。
1891年11月14日、カナダのオンタリオ州アリストンで生まれました。
トロント大学で医学を学び、軍医として従事したこともあります。
後にオンタリオ州ロンドンで医院を開業。
1920年ある秋の夜、日課の購読を終えると彼は膵臓の内分泌物の単離に関するアイデアを書き留めました。
これが糖尿病の有効な治療法の開発につながる第一歩だったのです。
当時は有用な分泌物を人体から採集する方法は成功していませんでした。
バンティングはジョン・ジェームズ・リチャード・マクラウドに研究の協力を求めるのでした。

マクラウド先生の研究室の大学院生 チャールズ・ベストを助手に研究を開始しました。
1921年夏、いよいよバンティングはアイデアをもとに研究をはじめます。
すると、糖尿病に効果のある分泌物を取り出すことに成功しました。
それでも苦戦することがあり、マクラウド先生の紹介でジェームズ・コリップを加えて更に研究が進められました。
それが功を奏し、抽出物を得る方法は大きく改良され、抽出物はインスリンと名づけられました。
その後、大量生産も可能になり、当時不治の病とされていた糖尿病の治療に大きな進歩をもたらしました。

1923年、バンティングとマクラウドはノーベル生理学・医学賞を受賞します。
このとき、ベストが受賞できなかったことをバンティングは不服に思ったようです。
もらった賞金をベストと分けました。

研究のアイデアや関わる人物たちの人間模様にドラマを感じました。
研究をメインとしていたわけではないバンティングが世紀の大発見を成し遂げたこと、すごく興味深いですね。
日々の学習によるひらめきとそれを行動に移すことの大事さも感じました。
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