将来、食べられなくなる恐れもある人気の食材をいつまでも味わいたい。そんな望みを叶える代替食品のレシピをNFT(非代替性トークン)にする取り組みが始まっています。
2貫並んだ巻物。一見ウニと思われるネタ、実は卵黄やひじきで再現した代替食材です。
食に関するコンサルティングを手掛ける「味香り戦略研究所」は代替ウニのレシピを開発し、それを偽造や改ざんが難しいNFTにして発行しました。
最先端の味覚認識装置が使われていて、ウニ独特のコクやとろける食感が再現されています。
レシピを作る人の知識や技術がものを言う作業で、それを反映するにはNFTの性質や機能が最適であると判断したということです。
味香り戦略研究所は天然食材の他にも未来に残したい郷土料理や「おふくろの味」のレシピなどもNFT化していきたいと話しています。
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