こんにちは、大場内科クリニック院長の大場啓一郎です。
糖尿病治療はやめられますか?という質問ときどき受けます。
ずばり申し上げると、中には糖尿病の治療を続けなければいけない患者さん、いらっしゃいます。
糖尿病ですけど、2型糖尿病ですね。
普通の一般的な糖尿病の話ですが、インスリンという血糖値を下げるホルモンが出にくい方と 、インスリンというホルモンが効きにくい患者さん。
この2つのタイプに大きく分けられるんですけど、このインスリンが体質的にあまり出にくい方ですね。
お食事を食べても血糖値を下げるホルモン、インスリンというのが出にくい方はインスリンを出す。
お薬を減らせなかったり、あとはインスリンがある程度の量必要だったりという患者さんもいらっしゃいますので、ある程度治療の継続が必要な方もいらっしゃいます。
こちらのインスリンが効きにくい方ですね。
インスリン抵抗性と言ったりしますけど、そういった患者さんはやはり食生活、運動習慣の改善でけっこう良くなります。
もちろん、こちらのインスリンがあまり出にくい方ですね。
そういった患者さんも食生活、運動習慣の改善でかなり良くなりますけど、そのインスリンが効きにくい患者さんに関しては、やはり明確な原因がある場合、それを徹底的に治すことによって糖尿病治療を卒業できる患者さんも多くいらっしゃいます。
その患者さんがどっちのタイプなのか、とても大切です。
それによって僕もお薬の処方の仕方とかを変えています。
お食事のことや運動習慣のアドバイスもちょっと変わったりしますので、その辺は疑問がありましたら、是非かかりつけの先生に相談していただきたいです。
やっぱり糖尿病の治療やめたいですよね。
炭水化物、ごはん、パン、麺類を少なくして、運動習慣をしっかり身につけて、血糖値を下げる。
HbA1cという値を下げる。
下がっていくと嬉しいですよね。
一緒に糖尿病の状態が良くなっていくのを確認していくというのが、私はとても嬉しいです。
是非わからないことがあれば、かかりつけの先生にも相談するようにしてください。
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