糖尿病診療の内科医師の本音・やりがい_相模原 │ 糖尿病関連動画まとめ

こんにちは、大場内科クリニック院長の大場啓一郎です。
糖尿病の診療をしていてうれしかったこと教えてくださいという質問をいただきました。
ありがとうございます。
糖尿病の患者さんを見ていて、やっぱり一番うれしいのは、糖尿病の状態がよくなっていくのを患者さんと一緒に確認できたときです。
HbA1cといって、1､2カ月の血糖値の状態を表す代表的な数値があるんですけれど、それがだんだん下がってくる。
最初は高かったけど、やっぱりお食事だとか運動習慣､あとお薬を使用してだんだん下がっていく。
それを一緒に確認していくのがとてもうれしいです。
検査結果がよくなっていくと患者さんも治療にやりがいを感じますし、この通院する動機にもなりますので、皆さん笑顔になってくれるので僕としてもすごくうれしいです。
あとはそうですね、初診のときにすでにこう手足がちょっとピリピリしたりとか、糖尿病の合併症がみられる方というのも少なくないんですが、そういった方がやっぱりお薬や糖尿病の状態がよくなることによって症状がよくなっていく、これもすごくうれしいです。
あとはですね、やっぱり一番最初にお伝えするのが、今までの食事を振り返っていただいて、炭水化物ですね。
ご飯パン麺類、多くないですか？
今までたくさん食べすぎていませんかってお話するんですけど、その辺をご自身の方法で改善していただいて、あんまり強いお薬を使ってないのに糖尿病がどんどん良くなっていく。
そういった患者さん結構いらっしゃいます。
そういった患者さんのお話を聞いてるのがすごく好きです。
今月はこういったことを頑張ったとかですね、お食事こういったことを工夫しているとか。
例えばご飯、白米を全部やめてオートミールにしたとかですね。
玄米にしたとか、こんなに食べてたのに半分ぐらいにしてますとか。
そういう前向きなお話を聞くのがすごくうれしいです。
糖尿病の診察っていうのは実はあまり僕からお話しすることなくて、皆さんの話をもっぱら聞くことが多いです。
皆さんはやっぱりご自身の糖尿病をよくしたいと思ってらっしゃいます。
さまざまな努力されていますので、その努力の方向が正しいかどうかというのをちょっとだけアドバイスさせていただいて、糖尿病より良い状態になってほしいっていうふうに思っています。
糖尿病の患者さん結構多いです。
御両親から受け継いだ体質をもととして、生活習慣の乱れですね。
炭水化物の摂り過ぎだったり、あと寝不足だったりいろんなことが原因となって糖尿病が発症します。
その人によって糖尿病の治療法変わりますので、ぜひ糖尿病のことを心配でしたら、まずはかかりつけの先生に相談するようにしてください。
今日は日々の診療でどういう時にやりがいを感じますか？うれしいですか？って聞く質問をいただきましたので、お答えさせていただきます。
糖尿病のこと、不安なこと、心配なことありましたらぜひご相談ください。