こんにちは、大場内科クリニック院長の大場啓一郎です。
糖尿病になってしまった原因とは何でしょうか?
ということで今回はお話したいと思います。
糖尿病、健康診断で血糖値が高いHbA1cという1〜2カ月の血糖値の状態を表す数値が高いと言われてしまったあなた。
すでに糖尿病の治療を始めている・続けている、
糖尿病がよくならない糖尿病がもう治ったけど心配いろんな方がいらっしゃると思います。
糖尿病とはですね、血糖値が高い状態が続いていて、
血糖値を下げるインスリンというホルモンの作用がうまく働かなくなってる状態。
血糖値が高い状態が続いているのが糖尿病という状態です。
インスリンが働かなくなっているという状態ですね、2つ考えられます。
一つはですね、
血糖値を下げるインスリンというホルモンが十分に働いていないという状態ですね。
インスリンはたくさん血液中にあるのに血糖値を下げる作用がうまく働いていないということです。
インスリン抵抗性と言ったりします。
こういった状態があると血糖値が下がらないインスリンがうまく働いてないという状態になってしまいます。
あともう一つはですね、
インスリンが十分に出ていないインスリン分泌不全・分泌低下って言ったりしますけど、
インスリンが足りないので、血糖値が下がらないというような状態です。
こういったこともあります。
インスリンが十分に働いてないというのは、
インスリンがあるのにインスリンがしっかり働いていない、効果がないっていう状態と、インスリンが足りないという2つのパターンがありますので、
覚えておきましょう。
あと糖尿病っていうのは型がありますよね。
1型・2型聞いたことないでしょうか。
1型というのは、しっかりとした原因が分かっていないのですけど、
何らかの原因で膵臓ですね、
インスリンを出す膵臓という臓器が攻撃を受けてしまって、
一部が壊れてしまってる、十分に働かなくなってる状態が1型糖尿病。
インスリンを十分に出すことができなくなってるのが、
1型糖尿病です。
治療としては、インスリン治療が必要です。
インスリンを出すことが難しくなってるので、
インスリンを打つ必要があります。
これが1型糖尿病若い方に多いんですけど、
全年齢の方が発症するとも言われています。
中高年になって発症する方もいらっしゃいます。
あとは2型糖尿病2型糖尿病っていうのは、
ご両親から受け継いだ体質遺伝的な体質・背景に加えてですね、
食生活・運動習慣などの生活習慣の乱れが加わって、
発症するのが2型糖尿病です。
インスリン抵抗性が強いタイプもありますし、
インスリンがですね、しっかり出ない、
インスリン分泌が低下している患者さんもいらっしゃいます。
どちらのタイプも合併してる方もいらっしゃいます。
糖尿病の方の原因はこのような感じです。
2型糖尿病の方の方がほとんどですので、
やはりですね遺伝的な体質糖尿病になりやすい体質もあるんですけど、
やはりですね、
食生活・運動習慣ストレスとかですね、
不眠状態が続くとかですね、
そういったことが原因となっていきます。
生活習慣の改善で大事なのが、食生活ですね、
ご飯・パン・麺、炭水化物食べ過ぎていないか確認しましょうということを他の動画でも説明しています。
2型糖尿病の方ですね、
特に太っているような方はですね、
まずは炭水化物半分ぐらいにしてみましょう。
今食べている炭水化物の量を半分ぐらいにしてみましょう。
というお話をよくします。
糖尿病の原因ですね、
今日はですね、糖尿病の原因についてお話ししました。
1型糖尿病・2型糖尿病、それぞれ原因が違います。
2型糖尿病は遺伝的糖尿病になりやすい体質に加えてですね、
食生活や運動習慣や生活習慣の乱れが加わって発症すると言われています。
2型糖尿病で特に体重がしっかりあるタイプですね、
肥満型の方はですね、
インスリン抵抗性といってインスリンがうまく働いてない可能性があります。
食生活見直しが大切です。
まずはですね、今食べている炭水化物の量を半分ぐらいにしてみましょう。
ご飯・パン・麺、半分ぐらいにしてみてはいかがでしょうか。
糖尿病の原因わからないことがあれば、
かかりつけ医の先生に相談するようにしてください。
もしも糖尿病を発症しているようでしたらね、
どういった原因で自分が糖尿病になってしまったか知ることはとても大切だと思います。
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