糖尿病HbA1c上がる原因とは？_相模原内科 │ 糖尿病関連動画まとめ

こんにちは。大部内科クリニック院長の大場啓一郎です。
糖尿病のＨｂＡ1ｃという値が高くなってしまう原因は何でしょうか？という質問を受けました。
糖尿病、インスリンという血糖値を下げるホルモンの働きが弱くなっていて血糖値が高い状態が持続している状態です。
血糖値が高い状態がいつも続いているのが糖尿病です。
ＨｂＡ1ｃというのは、1~2カ月の血糖値の状態を表す、糖尿病の診断においてとても大切な数値です。
ＨｂＡ1ｃ、1～2カ月のあなたの血糖値の状態を表しています。
高ければ悪くて、低ければよいとされています。
ＨｂＡ1ｃ、6.5%以上になったら糖尿病というふうに診断したりします。
この糖尿病のＨｂＡ1ｃが高くなってしまう原因は何なんでしょうか。
これは、人によってさまざまです。
一番やはり多いのはですね、お食事が原因ではないかなと思います。
炭水化物・ごはん、パン・麺・糖質ですね。
取りすぎてしまって、血糖値が上がってしまう。
甘いの食べすぎ。あとは清涼飲料水とかジュースとか飲みすぎてしまう方で血糖値が上がってしまうという方はいらっしゃいます。
炭水化物・ごはん・パン・麺って若い頃はたくさん食べていた方多いと思います。
ただしですね、年齢を重ねるうちに同じように食べていると、やはり血糖値。上がってしまう方は少なくありません。
体重も増えてる方はいないでしょうか。
炭水化物・ごはん・パン、麺などを中心とした食生活の見直し、必要かもしれません。
ＨｂＡ1ｃを上げてしまう原因といえば、肥満があがります。
肥満ですね。体重が増えてしまうとですね、内臓脂肪がしっかりついてしまって、インスリンの働きが弱くなってしまいます。
インスリンというのは、血糖値を下げるホルモン。インスリンがうまく働くと血糖値が下がります。
内臓脂肪がしっかりあるとですね、インスリン抵抗性といいますけど、インスリンがうまく働かない状態になってしまいます。
なので、肥満・太ってしまうと血糖値が下がりにくいという状況が起きかねません。
肥満の方糖尿病ＨｂＡ1ｃが上がってしまった方は、ぜひダイエットに取り組むようにしてください。