糖尿病HbA1c基準値ギリギリで不安な人へ_相模原内科

糖尿病HbA1c基準値ギリギリで不安な人へ_相模原内科

こんにちは。大場内科クリニック院長の大場啓一郎です。
「糖尿病・HbA1cがギリギリです。どうしたらいいでしょうか、心配です」という話をよくお聞きします。
糖尿病というのは、お父様お母様から受け継いだ血糖値が上がりやすい体質がある程度あってですね。
その他に食事・運動習慣など、生活習慣の乱れが原因で発症します。
血糖値が高い状態が持続しているのが糖尿病。
血糖値を下げるインスリンというホルモンがうまく働かなくなっていて、血糖値が高い状態が持続してしまいます。
インスリンがうまく働かないのは実際にはインスリンというホルモンがあまりしっかり出ていないか、体の中にないからですね。
あとはインスリンとホルモンがしっかり出てるのに働いていないという、2つのことが主に考えられます。
あなたが血糖値が高い原因・糖尿病になってしまった原因というのは必ずあると思いますので、その辺はかかりつけの先生に相談するようにしてください。
糖尿病・HbA1cがギリギリで心配です、という質問を受けました。
そうですね、HbA1c。他の動画でもお伝えしてるんですけど、とりあえずですね。
健康診断で6.0%以上になったらですね、かかりつけの先生にご自身の食生活や運動習慣などをお話しして。
何か間違ってることないか確認したほうがいいと思います。
糖尿病というのはですね、HbA1cで確かに診断はするんですけど。
実際はですね、空腹時血糖がどのくらいかとかですね。
いつもの血糖値がどのぐらいか、あとは甘いものをとってからどのぐらいで血糖値が下がっていくかというのを見て診断することもあります。
その結果を踏まえると、HbA1cが実は診断基準の6.5%以上じゃなくてもですね。
ほかの糖尿病の方と同じような血糖値の状態になっている方がいます。
つまり、HbA1cが6.5%よりも低くても、糖尿病の状態になっているという方がいらっしゃいます。
つまり6.5%に入ってなくても、6.0%前後でもですね。
HbA1cが、もっと高い方と同じように食事や運動の改善に取り組む必要がある方がいらっしゃいます。
ですので、HbA1cの治療目標としては6.9%以下を目指すんですけど。
まだそこまでいってない方、糖尿病になるべくなりたくない方。
HbA1cが6.0%以上超えたらですね。
積極的に食事制限だったりとか、運動する習慣をしっかり目指すことをした方が良いと思います。
一応糖尿病の合併症ですね。
網膜症とか、腎症・神経障害というのは6.9%以下であれば進行しない。
とはされているんですけど、そういったことを考えると6.9%以下だから全く大丈夫、というわけではありません。
やはり動脈硬化というのは進行します。
HbA1cが6.0%を超えたらですね。
ぜひかかりつけの先生にしっかり相談するようにしてください。

▼糖尿病のHbA1cとはどんな検査?

糖尿病のHbA1cとはどんな検査?基準値や正常値-診断・治療目標

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