糖尿病:日本とアメリカの実態を比較し、予防医学に役立つ情報をまとめています。医療技術は世界トップクラスの日本ですが、健康を維持する方法はとても弱い国なのです。自ら勉強し病気にならないようにしましょう。

糖尿病:日本とアメリカの実態を比較し、予防医学に役立つ情報をまとめています。医療技術は世界トップクラスの日本ですが、健康を維持する方法はとても弱い国なのです。自ら勉強し病気にならないようにしましょう。

はーいLOLO BATOです。今日は日本とアメリカの糖尿病の比較をして、予防医学の重要性についてお話したいと思います。日本は、2007年から糖尿病予備軍と糖尿病患者数の合計では減少しています。糖質制限が流行りだした時期とほぼ同時期であり、明らかにこの糖質制限が効果のあることを証明しています。ところが、糖尿病から発症する合併症は減少していません。なぜか?糖尿病となった人が病院で指導される食事は、糖質制限ではなく、カロリー制限であるからです。さすがに最近では糖質制限が日本の糖尿病学会でも認められつつありますが、まだ多くの病院ではカロリー制限なのです。一方、アメリカでは、糖尿病予備軍と糖尿病の患者数は増加していますが、合併症は激減しています。なぜか?実は1960年代にさかのぼりますが、あることから、脂質を減らすキャンペーンが実施されました。1990年代になり、脂質は減りキャンペーンとしては大成功となったのですが、糖尿病患者数が倍増、肥満比率も2.5倍になってしまいました。
増えたものは炭水化物(糖質)であり、その構成比は50%になっていたのです。
そこで、アメリカの糖尿病学会は、炭水化物(糖質)の影響だと考え、糖尿病患者に40%の炭水化物(糖質)を指導したのです。その結果が合併症の激減に結び付いているのです。一般の方には、そういう指導がないために、50%の構成比が変わらず糖尿病患者数は増えているのです。この日本とアメリカの比較を見ても糖質制限の有効性は明らかなのです。

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