概要:
「糖質」と「メンタル」は、何か関係あるのか?と思われる方も多いと思います。
でも実は、糖質とメンタルには深い関係があります。皆さんも、お昼ご飯を食べた後に、眠気が出てしまい、なかなか仕事や勉強が捗らなくなったという経験があるでしょう。なぜ食べて、エネルギーを充填したのに、逆にだるくなったりしてしまうのでしょうか?それには、糖質を摂取した後の血糖値の変動が大きく関与しています。時間があまり取れず、ついついお昼ご飯を早食いしてしまったり、もっと時間がない時には、甘い缶コーヒーやエナジードリンクなどを飲んで済ましてしまう人もいるでしょう。糖質を摂取した後に、血糖値が上昇しますが、その上昇が急激になるほど、インシュリンが過剰に分泌されてしまいます。インシュリンが分泌されると、血糖値は下がりますが、その落差が大きいほど、動脈硬化が進むと言われていますし、また落差が大きいほど、だるくなりやすくなります。また問題になるのは、インシュリンが過剰に分泌される程、ドパミンの分泌が抑制されてしまうことが分かっています。 ドパミンとは、モチベーション、やる気を出す大切なホルモンです。ドパミンの分泌量が低下してしまうと、やる気は出にくくなりますし、倦怠感もみられるようになります。またそれが長期間に渡ると、抑うつの症状や不眠症がみられるようにもなります。こうならないようにするためには、インシュリンの過剰分泌がされないように、血糖が急激に上昇しないようにする、「糖質の摂り方」に注意をする必要があります。また、摂取された糖質が代謝される際に、ビタミンB群が消費されます。糖質の摂り過ぎでビタミンBが不足してしまいます。
特にビタミンB1とB6は、セロトニンの合成に必要ですので、糖質の摂り過ぎで、ビタミンBが不足すると、セロトニンの合成が阻害されてしまいます。セロトニンは「幸せホルモン」とも言われており、情緒を安定させてくれるホルモンです。セロトニンの合成が阻害されてしまうと、やはり情緒が乱れやすくなります。 なので、糖質の摂り方でインスリンの過剰分泌を抑制し、ビタミンB群の消費を抑えることが出来れば、自律神経や情緒を安定させることができます。
またインシュリンは、別名「肥満ホルモン」とも言われており、過剰に摂取された糖質は、中性脂肪に変換されて、脂肪細胞に蓄積されてしまいます。つまり、糖質を摂り過ぎると太りやすいということです。これは「糖ーインスリンモデル」として効果が証明されています。
未だに、50年以上前から言われている古い概念の「エネルギーバランスモデル」が現在も根強く言われ続けています。カロリーを控えるよりも、糖質の制限と、インスリンが過剰分泌されないようにする糖質の食べ方に注意した方が、リバウンドも含めて効果が証明されています。
糖ーインスリンモデルを理解し、実践することは、リバウンドしにくいダイエットにも、糖尿病や糖尿病の予備軍と言われている人達に、必須の食事療法となります。
また今回の動画では、具体的な糖質の食べる順番などの食べ方、積極的に摂りたい食べ物、逆にまた今回の動画では、具体的な糖質の食べる順番などの食べ方、積極的に摂りたい食材や、逆にひ変えるべき食材なども具体的にお話させて頂きます。
これらのことを実践され、自律神経や情緒の安定、疲れにくい体を手に入れられる方が一人でも多くなればいいなと期待しています。
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