女性の方が糖尿病になりやすいって本当でしょうか?
女性特有の糖尿病の症状ってあるんでしょうか?という質問をときどき受けます。
糖尿病の症状について、まずはお伝えしたいと思います。
女性特有の糖尿病の症状があるかどうかについてですけど、実はですね、女性特有の糖尿病の症状というものはありません。
症状で男女の違いはないとされています。
糖尿病の症状ですね、やはり喉が渇く、たくさん水を飲む。
たくさん尿が出る。
あと、すごい疲れるとかですね。
そういった症状が糖尿病の症状として、皆さんご存じかなと思います。
男女の差はありませんので、そんなに心配しなくてかまいません。
糖尿病の症状、後何ですかね、最初に病院に来た時にすでにいわゆる糖尿病の合併症の症状が出ている方もいらっしゃいます
例えばですね、目がかすんだりですね、視力が落ちていたり、手足の先がピリピリ痛みがあったりしびれたりですね。
感覚がおかしいという方、時々いらっしゃいます。
あとはですね、足がむくむとかですね。
初診の段階で尿タンパクたくさん出ている。
おしっこの中にタンパクがたくさん出ている。
糖尿病性腎症という合併症のために尿タンパクが出るんですけど、尿タンパクがたくさん出て足がもう既にむくんでいる。
そういった方も時々いらっしゃいます。
動悸がするとかですね、脱水で動悸がする。
夜、眠れないとかですね。
そういう方もいらっしゃいます。
あと先ほどお伝えしましたけど、疲れが取れないとかですね。
倦怠感
寝ても疲れが取れないとかですね。
しっかり食べて休んでるのに疲れが取れないという症状の方もいらっしゃいます。
こういった症状、あなたにはないでしょうか?
もしも心配でしたら、かかりつけ医の先生にぜひ血液検査で尿検査してもらってください。
あとですね、女性の方が糖尿病になりやすいでしょうか?という質問なんですけど、女性の方が糖尿病になりやすいかと言われたらですね。
必ずしもそうではありません。
ただですね、女性ホルモン。
エストロゲンというホルモンがあるんですけど、減ってくるとですね、実は糖尿病に少しなりやすいとも言われています。
エストロゲンというホルモンですね、若い頃は十分たくさん出てるんですけど、だんだんこう閉経に向かって女性ホルモン下がっていきます。
女性ホルモンはですね、実はインスリンという血糖値を下げるホルモンの作用をサポートしています。
インスリンという血糖値を下げるホルモンの働きをですね、強めてくれるような側面もあります。
エストロゲンというホルモンが閉経に向かって下がってくると、インスリンの作用がですね、少し弱くなってしまって血糖値が上がりやすくなるとも言われています。
エストロゲンが下がってくると、女性ホルモンが下がってくると、内臓脂肪がつきやすい。
それで糖尿病の発症の危険性が高まってくるとも言われています。
女性ホルモン、エストロゲンが下がってくると、コレステロールが上がったりですね、LDLコレステロールが上がったり、やはり骨粗鬆症ですね、起きたりとかさまざまなことがあります。
エストロゲン、女性ホルモンは女性の体を守ってくれているホルモンみたいです。
なので女性ホルモンがだんだん下がってきて、閉経に向かってだんだんと血糖値ですね、HbA1cという値が上がってきている。
健康診断で最近上がってきているなと感じているあなたはですね、ぜひかかりつけ医の先生に相談していただいて、血液検査で尿検査一度やってみてもいいかもしれません。
食生活・運動習慣を見直してですね、お薬やインスリンを使わない、までもですね、糖尿病を改善することができなくもありません。
もちろん人によってですね、体質によって、糖尿病の治りやすさ改善の経過というのは違いますが、食生活・運動習慣、どの方にとっても大切ですので、ぜひ見直すようにしてください。
今日はですね、女性特有の糖尿病の症状があるかどうかということと女性の方がやはり糖尿病になりやすいんでしょうかという質問についてお答えしました。
他の動画ででもですね、糖尿病になってしまう原因とかですね、予防方法とかHbA1c大体いくつくらいだったら、病院に行くべきでしょうかってこともお伝えしていますので、ぜひほかのYoutube動画確認するようにしてください。
▼糖尿病の症状チェックリスト-初期~末期-
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