これまでの研究により、大麻草は糖尿病の予防、血糖コントロールの改善、合併症の緩和など、様々な観点から糖尿病患者の健康維持に貢献し得ることが示されています。
一方でCBDについては2016年に報告された最初のパイロット試験では、200mg/dayの投与は血糖コントロールの改善には寄与しませんでした。
しかしこの後の研究では、少しづつ良い結果も報告されつつあります。
2021年には糖尿病の専門誌にて、Pure Green 製薬という企業に所属する研究者が、糖尿病性ニューロパチーによる足の痛みにCBDは有効であったと報告しました。
この研究では55名の糖尿病性ニューロパチー患者をランダムに2グループに分け、一方には水溶性CBD舌下タブレット3錠(60 mg/day)を、他方には偽薬を投与し28日間経過を観察したところ、実薬群ではプラセボと比較し有意に痛みのスコア改善を得ました。
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正高佑志:1985年生まれ。医師。熊本大学医学部卒。医療大麻についての科学情報を発信する一般社団法人Green Zone Japanの代表理事。
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