糖尿病HbA1cどれぐらいが危険？やばい？相模原内科 │ 糖尿病関連動画まとめ

糖尿病、HbA1c、どのくらいまで上がったらヤバイでしょうか？という質問をときどき受けます。
HbA1cと言ってですね、1～2カ月の血糖値の状態を表す数値ですね、糖尿病の診断‧治療目標だったりに使う数値です。
高ければ悪くて、低ければいいです。
目安としてですね、5.9%を超えてくるとですね、健康診断とか人間ドックで引っかかるようになってきます。
6.5以上を記録するとですね、糖尿病というふうに診断されたりします。
糖尿病の方はですね、さしあたっての治療目標を6.9%以下にしましょうというのはですね、糖尿病合併症、糖尿病網膜性、神経障害、腎症というのはですね、6.9％以下だったら進行‧悪化しづらいということがあってですね、6.9%以下をとりあえずの治療目標としています。
患者様の中にはですね、6.○%とかよりももっと高い方、時々いらっしゃいます。
初診時ですね、10％以上っていう方も少なくありません。
時々患者さんにですね、どのくらいまで放っておいていいでしょうかって質問を受けるんですけど、僕はですね、なるべく放っておかないのがいいとますね。
例えば8%HbA1cをですね、やはりですね、糖尿病合併症が進行していると思います。
血管だんだんボロボロになっていきます。
中にはですね、HbA1c8～9%ですね。
ずっとほっておいて突然目の中でですね、出血してしまったり、急に目が見えなくなってしまったりですね、そういった方もいらっしゃいます。
あとですね、やはり神経障害。
手足がピリピリじんじん痛みがあってですね、夜、眠れなくなってしまったという方もいらっしゃいます
糖尿病神経障害、症状が残る方って結構色んな薬使っても症状残る方いらっしゃいますので、神経障害ですね患者さんで時々いらっしゃいますけど、いろいろこちらとしても手を尽くしますけど、ちょっと気の毒なんですよね。
糖尿病を放置してる方ですね、こういったことありますので是非、糖尿病‧HbA1cが高いまま、このままにしないで、かかりつけ医の先生に是非相談するようにしてください。
やはり万が一、今HbA1c2桁だったらですね、心を入れ替えてですね、治療に取り組んだ方がいいと思います。
お仕事だったり、ご家庭だったりいろんなことあります。
ご自身の健康よりも優先しなきゃいけないことっていっぱいあると思うんですけど、HbA1cが10弱だったり、10以上の方はですね、治療することを最優先にした方がいいかなと思います。
僕8～9%くらいの方もですね、今の生活習慣を見直さなきゃいけないかなと思います。
ストレスで食べてしまうとかですね、規則やお仕事でお食事のタイミングがバラバラになってしまうとかですね、そういったことで糖尿病になる方もいらっしゃいますので、生活習慣、お仕事の内容とかで糖尿病になりやすい方いらっしゃいますので、糖尿病HbA1cが高いまま、なかなか下がらない方ですね、是非そういう生活‧ライフスタイルですね、見直した方がいいと思います。
やはり健康あってのことですからね、すべて健康第1かなと思いますので、いろいろな優先順位あると思うんですけど、HbA1c高い方は考え直していただいてもいいかなと思います。
HbA1cどのくらいだったらまず病院だったりかかりつけの先生に相談するかってことですけど、他の科でもお伝えしてるんですけど、6.0%を超えたら僕一回かかりつけの先生に相談した方がいいと思います。
6.0%以上の方というのはやはりですね、糖尿病になりやすい体質だったりとか、食生活が乱れたりとか、生活習慣何か間違いがある可能性が高いんではないかなと僕は考えています。
その方によってですね、糖尿病の治療法違います。
炭水化物糖質制限するだけで良くならない方もいらっしゃいますので、HbA1c6.0%超えたらですね、一度病院‧かかりつけ医の先生に相談してもいいかなと思います。
今日はですね、糖尿病HbA1cいくつぐらいだったらヤバいでしょうかという質問に対してお答えしました。
やはりですね、HbA1c高い状態が続くとあまりよくありません。
HbA1cが高い状態が続くとですね、インスリンというホルモンがどんどん効かなくなって、血糖値が下がりにくくなってしまう。
体の細胞はですね、インスリンが効かないので、血液中にあるそのすぐ側にあるエネルギーとしての糖を利用できなくなって、細胞は困ってしまいます。
そうするとですね、細胞は体の筋肉だったり脂肪をエネルギーとして使うようになってしまって、体重が減ってしまうんですね。
そういったことが起こってる場合もあります。
おしっこの中にケトン体というものが出てきたりするのが、そういったことのサインです。
あなたは今糖尿病、どういった状態でしょうか。
HbA1c高いまま放置しているとしたら是非かかりつけ医の先生、病院を受診するようにしてください。