ダイエットの目的で糖尿病の治療薬を違法に転売したとして、20代の女性2人が書類送検されました。
愛知県警によりますと、書類送検された大阪府と群馬県に住むいずれも20代の女性2人は、2023年秋ごろ、厚生労働大臣の許可を受けずに、糖尿病の治療薬を販売した薬機法違反の疑いが持たれています。
2人は容疑を認めています。
2人が販売したのは「GLP‐1受容体作動薬」で食欲を抑える作用があるため、ダイエット目的で使用されているケースがあるということです。
2人はいずれもダイエット目的でオンライン診療でこの薬を処方されましたが、体調を崩すなどして飲まなくなったため、複数人に転売したということです。
購入した人も吐き気や下痢の症状を訴えたということです。