前日夕食後から何も食べないで測定した朝の血糖値を空腹時血糖値と呼びます。
空腹時の血糖値が、126mg/dl以上になると、糖尿病の診断基準を満たします。
更に空腹時血糖値が上がって、160以上になると、HbA1cは8%以上になってきます。
この状態が続くと、足のしびれなどの神経障害、目が見にくくなる網膜症、腎臓の働きが悪くなる腎症などの病気が、着々と忍び寄ってきます。
健康な人の空腹時血糖値は70から109mg/dlです。
100から109は正常範囲に入りますが、正常高値と呼ばれます。
正常高値は、ちょっと高めという意味ですね。
ですから、空腹時血糖値が100以上になったら気にしたほうが良いということです。
特に、肥満の人と、血のつながった人に糖尿病がある人は注意が必要です。
空腹時血糖値が110から125は、空腹時血糖異常と呼びます。
この段階になったら、肥満や糖尿病の家族歴がある人はもちろん、すべての人が、血糖値を心配する必要がありますが、今回お伝えすることを実践していただければ、糖尿病をきっと予防できるでしょう。
よしの内科クリニック
院長 吉野功二 総合内科専門医 糖尿病専門医 内分泌代謝科専門医
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℡ 058-248-7811
肥満、糖尿病、高血圧など生活習慣病治療専門クリニック。
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