【糖尿病】第172回老年学・老年医学公開講座/高齢者における糖尿病管理

【糖尿病】第172回老年学・老年医学公開講座/高齢者における糖尿病管理

東京都健康長寿医療センター
糖尿病・代謝・内分泌内科医長 豊島堅志

高齢者における糖尿病管理の目標や治療方法は若年期と異なる場合があり、若年者に一般的に行われる治療が、高齢者にとって有益でない場合もあります。本講演では若年者との違いを中心に高齢期の糖尿病管理について特に重要と考える点を中心に概説します。

※6:22 にて救急安心センター事業の電話番号を「♯799」と発言していますが、正しくは「♯7119」です。

【関連リンク】
東京都健康長寿医療センター研究所
社会参加とヘルシーエイジング研究チーム
フレイル予防「ちょい足しTM」コンテンツ
https://www.healthy-aging.tokyo/top

0:32 高齢者にとって糖尿病は身近な疾患です
1:06 そもそも糖尿病とは
1:58 高齢者ではなぜ糖尿病がふえるのか
3:01 高齢者糖尿病の特徴は
4:53 血糖値が上がることがなぜ悪いのか
5:00 高血糖が持続すると全身の血管にダメージが出る
7:03 低血糖もよくない
8:03 高齢糖尿病患者は様々な併存症が増加する
8:29 糖尿病と認知機能障害
9:42 サルコペニア
11:15 フレイル
11:48 高齢者糖尿病の治療目標
12:12 高齢者糖尿病の血糖コントロール目標(HbA1c)
13:12 高齢者糖尿病における食事療法
13:20 食事療法の目的
13:39 食事療法の目的は加齢により変化する
14:11 標準体重から目標BMIへ
15:07 やせも肥満もフレイルのリスク
15:42 タンパク質摂取量が少ないと死亡率が上昇する
16:35 食品摂取の多様性スコア Dietary Variety Score(DVS)
17:22 食事の質とフレイル
17:49 毎日食べたい10食品群 さあにぎやかにいただく
18:20 高齢者糖尿病における運動療法
18:24 フレイルの予防
18:55 一日の歩数が増えるほどフレイルの頻度が低下 
19:31 ちょい足し!運動プログラム
20:40 インターバル速歩
21:36 運動だけでなく「人とのかかわり」も重要
22:13 運動+社会参加
23:14 複合的介入により要介護リスクが減少する
23:45 健康長寿のために

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第172回老年学・老年医学公開講座
健康寿命を延ばすための生活習慣病管理~不確実な情報に惑わされないために~

【講演1】
「高血圧の診断基準がゆるくなった?」「いいえ高血圧の診断基準は変わっていません」
東京都健康長寿医療センター
副院長 原田和昌

【講演2】
冠動脈疾患患者のコレステロール管理
東京都健康長寿医療センター
循環器内科専門部長・心臓カテーテル室長 碓井伸一

【講演4】
―生活習慣病予防のための食事―「この機会に食生活を見直しましょう」
順天堂大学医学部附属浦安病院
栄養科 高橋徳江

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講演集について詳細はこちらのURLをご参照ください▽
https://www.tmghig.jp/research/publication/gerontology/

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