ステロイドのお話

ステロイドのお話

ステロイドの副作用で1番よく聞くのが【糖尿病】。
病院の先生に『この量ならそんなに気にしなくて大丈夫ですよ』とか『犬より猫の方が耐性があるから副作用で糖尿病になる子ってあまりいない』とか、何度か言われたことあります。
でも実際ステロイドの長期服用で我が家の猫、【ハヤ】と【さすけ】が糖尿病を発症し、ハヤはお空へ。さすけはインスリン治療を開始するかしないかの瀬戸際まできています。
2匹とも治療方法としては間違ってなかった。使わなきゃいけない状態だった。ステロイドを使っていた時は我が子たちは痛みや痒みから解放されていました。でも1つの病気に対して行った対処療法で別の病気を発症してしまった結果に、とても辛く申し訳ない気持ちになります。
結果はそうだけど、やっぱりその時は必要な治療だった。
『出るかわからない副作用を怖がるより今のこの子を見てあげて。今のこの子の痛みをとってあげて。』
ステロイドを使う事に躊躇いを見せた私に獣医師さんが言った言葉です。
猫の命は人間より遥かに短い。その短い命を痛い辛い思いで過ごすより、その痛みから解放してあげたいと思うのが親心です。
ステロイドはとっても良いお薬ですがとっても怖いお薬でもあります。使われている飼い主さんは、ステロイドには副作用がある事を忘れずに体調が良くても定期検診に行って早く異変に気づいてあげる事が大切だと思います。
あと、お薬を粉末で処方してくれる病院で、よく薬剤名が書かれた明細書を発行されてない病院も多くあります。知らず知らずのうちにステロイドを処方されていた…ということも病院によってはあるので明細書がない病院では可能な限り薬剤名を聞くようにしましょう❣️

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