混雑したバスの中で、ノボペンで手動注射。片手にスマホ、もう片手にペン。
血糖値チェックだって揺れる車内でワンタッチ?…できなくはない。でも、それを「我慢」で済ませていいのでしょうか。
「どこでもボーラス」—— 冗談ではなく、これこそが本来あるべき理想です。
CGM(持続血糖測定器)とインスリンポンプを組み合わせ、必要なときに自動または手動で投与できる。これが糖尿病テクノロジーの力です。
欧米ではすでにLoopアプリやクローズドループシステムを使い、患者はスマホやApple Watchで血糖管理を行い、生活の自由度とQoLを大きく向上させています。
一方、日本では制度やコストの壁により導入は限定的。患者の選択肢が制限されています。
だからこそ、日本でも糖尿病テクノロジーを活用した医療の未来を当たり前にしていく必要があります。
治療の選択肢を広げ、経済的負担を軽くし、患者の生活の質を高める——それが次のステップです。
📌 この動画は教育的な目的で制作しており、糖尿病患者さん・ケアラー・医療関係者にとって「現状を知り、未来を考える」きっかけとなることを願っています。