「人工甘味料で糖尿病リスクが上がる?」──誤解を生んだ研究デザインの落とし穴

「人工甘味料で糖尿病リスクが上がる?」──誤解を生んだ研究デザインの落とし穴

本動画は「佐々木敏のゼロから極める医学研究デザインシリーズ」第9回講義
「コホート研究 – 設計者の胆力と追跡者の執念、世代を超えた連携が紡ぎ出す因果」より抜粋したワンシーン動画です。

▼本編が気になる方はこちら(全12回講座・見逃し配信あり)
https://mmedici.co.jp/merasmus/research/connect/epidemiology

「人工甘味料飲料で糖尿病リスクが上がる」──
そんな結果を示す研究があります。
けれど、その”関係”は本当に因果を示しているのでしょうか?

コホート研究という手法の中には、健康行動の変化や交絡因子を見落とす”落とし穴”があります。
この動画では、疫学の視点からなぜ誤解が生まれたのか、そして研究デザインがどんな影響を及ぼすのかを解説します。

【目次】
0:00 オープニング「カロリーゼロなのに太る?」
0:32 人工甘味料で糖尿病リスクが高いって本当?
2:10 「太ったからノンカロリーに変えた」その発想の落とし穴
3:45 データを“調整”したらリスクが消えた!?
5:30 研究から見える“因果のズレ”とは

◆この動画でわかること◆
・カロリーゼロ飲料で糖尿病リスクが上がるように見える理由。
・数字の裏にある「人の行動変化」をどう読み取るか。
・研究結果を“そのまま信じない”ための考え方。

◆こんな方におすすめ◆
・コホート研究の成り立ちを基礎から理解したい医学研究の初学者
・長期追跡研究に携わりたい、あるいは将来関わる可能性のある方
・因果推論や政策研究に関心のある大学院生・研究者

◆講師紹介:佐々木 敏 先生◆
東京大学大学院 医学系研究科 社会予防疫学分野 名誉教授。
国立がんセンター研究所、国立健康・栄養研究所などを経て現職。
日本の栄養疫学を牽引し、「EBN(Evidence-Based Nutrition)」をいち早く提唱。
厚生労働省「食事摂取基準」策定に長年関与し、東京大学での疫学講義は立ち見が出るほどの人気を誇る。
著書に『栄養データはこう読む!』『EBNと栄養疫学』『食事摂取基準入門』ほか多数。

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【講座開催概要】
開催期間:2025年2月23日(土)~2026年1月24日(土)
見逃し配信:2026年2月まで(開催終了した講義も全て視聴可能)
価格:一般 50,000円        
   学生 25,000円(社会人学生を除く)
受講証発行:有
※各講義の単発購入も可能です。
※研究費等でご参加の方を含め、全ての方に受講証を発行いたします。また、請求書・領収書は数クリックで発行できます。
講座詳細はこちら→https://mmedici.co.jp/merasmus/research/connect/epidemiology

【mMEDICI株式会社とは?】
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