正しく恐れよう糖尿病 〜知ることで守れる未来〜 コントロールできる病気

正しく恐れよう糖尿病 〜知ることで守れる未来〜 コントロールできる病気

正しく恐れよう糖尿病 〜知ることで守れる未来〜

「糖尿病」と聞いて、皆さんはどのようなイメージを持ちますか?「一度なったら終わり」「甘いものの食べ過ぎ」といった漠然とした不安を抱いている方も多いかもしれません。しかし、糖尿病は正しく理解し、適切に対処すればコントロール可能な病気です。本日の動画では、糖尿病のメカニズムから最新の治療研究まで、私たちが「正しく恐れる」ためのポイントを解説します。

1. 糖尿病の正体とは?
糖尿病は、単に「砂糖を摂りすぎた」病気ではありません。膵臓から出るインスリンというホルモンが十分に働かず、血液中の糖(ブドウ糖)が細胞に取り込まれなくなり、血液中に過剰に溢れてしまう状態を指します。 エネルギー源である糖が細胞で使えないため、体は「飢餓状態」だと勘違いし、筋肉や脂肪を分解し始めてしまいます。その結果、筋肉量の減少や体重減少が起こることもあるのです。

2. なぜ放置すると「怖い」のか(合併症のリスク)
血液中に糖が多い状態が続くと、全身の血管や神経がボロボロになっていきます。
• 細い血管の障害: 失明につながる網膜症、透析が必要になる腎症、足のしびれや痛みが出る神経障害。
• 太い血管の障害: 命に関わる心筋梗塞や脳梗塞。 これらは「自覚症状がないまま」進行することが多いため、早期発見と継続的な管理が極めて重要です。

3. 「正しく恐れる」ための3つの柱
治療法はすでに確立されています。大切なのは、以下のサイクルを回すことです。
• 食事・運動療法: 糖質の質と量を調整し、最大の「糖消費臓器」である筋肉を動かして、インスリンの効果を高めます。
• 適切な薬物療法: 進行度や型(1型・2型)に合わせ、経口薬やインスリン注射で血糖値を適正範囲に保ちます。
• 早期予防チェック: 「のどが渇く」「尿の回数が増えた」「食べているのに痩せる」といった初期サインを見逃さないでください。

4. 希望ある未来:最新医療の進歩
特に、生涯のインスリン注射が必要とされる1型糖尿病において、画期的な研究が進んでいます。研究室で作られた膵臓細胞を体内に注入することで、インスリン注射が不要になる可能性を示唆する臨床試験の結果も報告されており、医療は着実に進化しています。

まとめ
糖尿病は、生活習慣の改善によって予防や進行の抑制が可能な疾患です。健康診断でHbA1cが5.6%を超えていたり、空腹時血糖が100以上の場合は、まずは「正しく恐れる」第一歩として、生活習慣を見直してみましょう。

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糖尿病の管理を「車のメンテナンス」に例えるなら、 血糖値やHbA1cは「メーターの警告灯」、食事や運動は「日々の点検」のようなものです。警告灯を無視して走り続ければ大きな故障(合併症)につながりますが、異変に早く気づき、適切に整備(治療・管理)を続ければ、どこまでも長く安全に走り続けることができるのです。

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