この研究資料は、2型糖尿病患者における平均血小板容積(MPV)と腎疾患の発症および心血管イベントとの関連性を調査したものです。日本の福島コホート研究に参加した1,076名を対象とした追跡調査により、MPVの値が高いほど、腎機能の著しい低下や人工透析が必要となるリスクが大幅に上昇することが判明しました。分析の結果、血小板の大きさを表す指標であるMPVは、糖尿病患者の腎臓病の悪化を予測する強力かつ簡便なバイオマーカーになり得ることが示唆されています。また、高いMPV値は心疾患の発生にも関与しており、全身の血管合併症を評価する上で重要な手がかりとなります。この論文は、日常的な血液検査で得られるデータが、重篤な合併症の早期発見に役立つ可能性を提示しています。
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■PubMed
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41307341/