画像からの早期発見:膵臓がん #糖尿病専門医 #多田クリニック #腎臓病 #倉敷 #糖尿病 #生活習慣病 #hba1c #マンジャロ

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【糖尿病と膵臓がん|見逃してはいけない重要なサイン】

当院では、クリニックでありながら、腹部エコー検査やCT検査を院内で迅速に行うことが可能です。
そのため、日々の診療の中で、多くの病気を早期発見・早期診断・早期治療へつなげることができています。

特に、糖尿病診療において私が常に重要視しているのが、
「膵臓の異常を見逃さないこと」です。

糖尿病と膵臓がんは深い関係があります

実は、糖尿病と膵臓がんには非常に密接な関係があります。

① 膵臓に異常が起こると血糖値が悪化する

膵臓はインスリンを分泌する臓器です。
そのため、膵臓に炎症や腫瘍ができると、急激に血糖値が悪化することがあります。

② 糖尿病そのものが膵臓がんのリスクになる

一方で、糖尿病がある方は、膵臓がんの発症リスクが一般の方より高いことも知られています。
報告によって差はありますが、リスクは約2倍程度になるとも言われています。

膵臓は「沈黙の臓器」です

膵臓が怖い理由の一つは、初期症状がほとんど出ないことです。

心窩部痛
背部痛
食欲低下
体重減少

などが出現した時には、すでに進行しているケースも少なくありません。

そのため、

「糖尿病が急に悪化した」
「これまで安定していたHbA1cが急上昇した」

という変化は、非常に重要なサインになることがあります。

実際に当院で経験した症例

ある患者様は、HbA1cが10%以上まで上昇した状態で当院へ紹介受診されました。

初診時にCT検査を施行したところ、

膵頭部の多房性嚢胞
膵尾部の腫大
周囲脂肪織濃度上昇

を認めました。

さらに腹部エコー検査では、

膵頭部IPMN(膵管内乳頭粘液性腫瘍)
膵尾部の低エコー病変

を認めたため、速やかに大学病院へご紹介しました。

その後、

膵頭部IPMN
膵尾部癌

と診断され、早期に手術介入が行われました。

結果として、膵全摘術は必要となりましたが、早期発見・早期治療につながり、現在は元気に退院されております。

もちろん今後はインスリン治療が必要となりますが、
「見つけることができた」こと自体が非常に大きな意味を持つ症例でした。

糖尿病診療では「膵臓を診る」ことが大切です

私は、糖尿病診療において、

「血糖値だけを見る」のではなく、
“なぜ血糖値が悪化したのか”を必ず考えることが重要だと思っています。

その背景に、膵臓疾患が隠れていることは決して少なくありません。

当院では、必要に応じて以下の検査を組み合わせながら、膵臓疾患の早期発見に努めています。

当院で行っている膵臓関連検査
腫瘍マーカー(採血)
腹部超音波検査(腹部エコー)
腹部CT検査

さらに、自費検査にはなりますが、
「マイシグナル」という尿検査も導入しております。

尿だけでがんリスクを調べる「マイシグナル」

マイシグナルは、尿中マイクロRNAを解析することで、
複数のがんリスクを早期段階から評価する検査です。

日本人のがん死亡の多くを占める主要ながんに対応しており、

膵臓がん
肺がん
胃がん
大腸がん
乳がん
前立腺がん

など、10種類のがんリスクを評価することが可能です。

費用は自費で約7万円と高額ではありますが、

採血不要
尿1回のみ
身体負担が少ない

というメリットがあり、
画像検査や採血検査と組み合わせることで、より効率的ながんの早期発見につながる可能性があります。

最後に

糖尿病は、単に「血糖値の病気」ではありません。

その背景に、

膵臓疾患
悪性腫瘍
内分泌疾患

など、重大な病気が隠れていることもあります。

だからこそ当院では、
“数値だけを追う診療”ではなく、
「なぜそうなっているのか」を丁寧に追求する医療を大切にしています。

血糖値の急激な悪化や、気になる症状がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

健康と美を提供するクリニック
多田クリニック
院長 多田 蘇音

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