糖尿病は治る？治らない？相模原内科 │ 糖尿病関連動画まとめ

糖尿病は、治るんでしょうか？
治らないんでしょうか？という質問をときどき受けます。
血糖値が高い。
糖尿病のHbA1cという値が高い。
健康診断で言われてしまったあなた。
かかりつけ医の先生に相談したら、体重を落としましょう。
体重を減らしましょう。
お食事、食べすぎです。
食事、制限してください。
運動習慣をしっかり身につけてください。
運動してください。
こういったお薬を飲みましょう。
いろいろ指導されしまったあなた。
やはりですね、お食事だったり運動。
やっぱりそんなにやりたくないですよね。
食事制限つらいですよね。
お薬もできたら飲みたくない。
検査もしたくないし、通院もしたくない。
今まで通院したことなかったのに、定期的に病院行くの面倒ですよね。
すごいお気持ちわかります。
ただですね、血糖値が高い状態。
糖尿病になってしまった以上ですね、前向きに治療に取り組んでいってもらいたいと思います。
糖尿病ですね、治るか治らないかっていうお話を今日はしようと思います。
糖尿病ですね、やはり糖尿病というのはですね、血糖値が高い状態が続いてしまっている状態。
インスリンという血糖値を下げるホルモンがうまく働かなくなってしまって、血糖値が高い状態が続いてるのが糖尿病です。
糖尿病になってしまった原因はですね、やはり体質が大きいです。
お父様、お母様、糖尿病ではないでしょうか？
糖尿病の体質をですね、ある程度受け継いでいて、食生活が荒れてしまったり運動しなかったりですね、体重が増えてしまったりすることによって血糖値が下がりにくくなってしまうインスリンというホルモンがですね、十分に働かなくなってしまう。
働きが弱くなってしまうことによって、血糖値が高くなってしまう。
糖尿病が発症します。
もともとですね、やはり糖尿病になりやすい体質を持ってる方。
糖尿病にならないように食生活・運動習慣に気をつけること。
とても大切なんですけど、ある程度ですね、気をつけても血糖値下がりにくくなってしまう方いらっしゃるんですね。
主にですね、インスリンという血糖値を下げるホルモンが膵臓という体のですね、膵臓という臓器から出るんですけど、膵臓から出にくいタイプ。
そういった方はお薬、なかなか止めるのは難しい方もいらっしゃいます。
あとはですね、もう一つのタイプですね。
糖尿病のもう一つのタイプ。
しっかり体重があってですね、食生活ちょっと乱れている。
運動習慣があまり身についていない。
インスリンというですね、血糖値を下げるホルモンがたくさん出てるんですけど、インスリンというホルモンがうまく働かなくなってしまっていて、血糖値が下がらない状態。
こういったタイプですね。
インスリン抵抗性と言ったりしますけど、そういったタイプの方はもしかするとですね、しっかりですね、食生活・運動習慣を良くしたらですね、お薬だいぶ減らせる方もいるかもしれません。
どちらのタイプもですね、食生活ですね。
例えば、炭水化物を食べ過ぎない・糖質取り過ぎないということが大切ですね。
あとバランス良いお食事、大切です。
あとはですね、やはりですねある程度、運動習慣も大事です。
筋肉が少ないとですね、血糖値というのは下がりにくくなってしまいますし、定期的に有酸素運動も僕は必要だと思っています。
やはりそういった食生活・運動習慣の改善も大事ですし、あとそれぞれに合わせたお薬の治療法というのはあります。
糖尿病のお薬。
内服薬ですね、注射、いろんなタイプがありますので、それぞれの糖尿病のタイプに合ったお薬・治療法ありますので、あなたはですね、どういったタイプの糖尿病なのか。
かかりつけ医の先生に是非一度聞いてみてください。
私は将来、糖尿病治るんでしょうかとかですね、お薬やめられますかということをぜひ一度聞いてみてもいいかなと思います。
僕はですね、患者さんには正直、このままのペースでしたら一時的にやめられるかもしれませんとかですね、患者さんの食生活運動習慣がしっかりうまくいってるようでしたら、お薬減らしましょうかということでこちらから提案してみたりですね。
なるべく漫然と治療を続けるようなことは避けるように心がけています。
中にはですね、やはりインスリン治療、どうしても止められない方っていらっしゃいますので、そういった方ですね、無理な食事制限、運動習慣とかは説明はしないようにしています。
ある程度しょうがない方もいらっしゃいますので、患者さんによって治療法、個々の患者さんに合わせてお伝えすること、説明することは変えております。
本日はですね、糖尿病治るか治らないかということについてお話しました。
糖尿病治る方、お薬とかインスリンも全部やめて治療を卒業できる方もいらっしゃいますし、ある程度ですね、糖尿病治療を続けなければいけない方もいらっしゃいます。
糖尿病ですね、ある程度のところまで改善してですね、糖尿病合併症をすぐ防ぐ。
動脈硬化が進まないようにしたい。
どうすればいいかですね、あなたの最善の方法、是非かかりつけ医の先生と相談するようにしてください。