CGMが測っているのは、血液ではありません|糖尿病【医師が解説】 #Shorts

CGMが測っているのは、血液ではありません|糖尿病【医師が解説】 #Shorts

【糖尿病・CGM】糖尿病・内分泌専門医 Dr.いわたつが1分でわかりやすく解説します。

CGMが測っているのは、血液ではありません。

腕に貼る小さな白い円盤。CGM(持続血糖測定)は、どうやって血糖を測っているのでしょう。
センサーの細く柔らかい部分(長さは数ミリほど・機種による)が皮ふのすぐ下に入っていて、細胞のすき間を満たす「間質液」のブドウ糖を測っています。
表面の酵素とブドウ糖が反応して小さな電気の信号が生まれ、円盤の中の回路が数値に変えて、数分ごとにスマホなどへ送ります。だから、血糖が上がり中か下がり中かを、流れで見られます。

ただし、ひとつ大事なこと。
CGMが測っているのは血液ではなく間質液です。間質液への移り変わりや測定・信号の処理のため、CGMの表示は血糖の変化より遅れることがあり、血糖値とは時間差や測定差があります。時間差は数分〜十数分が目安ですが、一定ではありません。
食後や運動中など、血糖が急に変わる時ほど、ずれは大きくなりやすいです。

だから、
・測っているのは間質液。血糖値とは時間差・測定差がある
・症状と表示が合わない時は、指先で血糖を測って確かめる(使う機種・主治医の指示に従ってください)
・アラートの設定や使い方は、主治医と相談

低血糖かもと思ったら、ブドウ糖約10gをとり、15分後に指先で血糖を測って再確認。戻らなければもう一度。意識がない・安全に飲み込めない時は、口に入れず119番。ブドウ糖の量や対応は、主治医の指示・ご自身の対応計画を優先してください。
健康な人が、ふつうの食後の上昇を確かめるためにCGMを使う必要はありません。

CGMの数値の見方メモはこちら → https://glucose-display.vercel.app
CGMを使っているご家族やお友だちにも、送ってあげてください。

糖尿病専門医が、体のしくみを3Dで発信しています。もしもシリーズはまだまだ続きます。

※3Dは説明用の模式です。しくみの細かい点は機種により異なります。グラフの値は架空の例で、個人差があります。

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Dr.いわたつ|糖尿病内科
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