アジソン病の治療中に、愛犬が糖尿病にもなってしまった。
「プレドニンが原因なの?」
「プレドニンを減らせば、インスリンをやめられる?」
「インスリンは一生続くの?」
今回は、アジソン病と糖尿病の両方を治療している犬について、プレドニンと糖尿病の関係、インスリンをやめられる可能性、家で気をつけたいことを獣医師が解説します。
プレドニンにはインスリンを効きにくくする作用がありますが、糖尿病になった原因がプレドニンだけとは限りません。
また、犬の糖尿病では、多くの場合、インスリン治療を長く続ける必要があります。一方で、プレドニンの量を調整することで、必要なインスリンの量が変わる場合もあります。
大切なのは、お薬をやめることだけを目標にせず、愛犬が元気に暮らせる状態を目指すことです。
▼この動画でわかること
・プレドニンが糖尿病に関係する理由
・プレドニンを減らすとインスリンをやめられるのか
・犬の糖尿病でインスリン治療が長く続く理由
・アジソン病でプレドニンが必要な理由
・フロリネフとプレドニンの働きの違い
・プレドニンの調整中に注意したい低血糖
・ごはんを食べなかった日のインスリンの考え方
・家で確認したい飲水量、尿量、食欲、体重の変化
▼ご注意
プレドニン、フロリネフ、インスリンは、自己判断で中止したり、量を変更したりしないでください。
ごはんを食べない、何度も吐く、ぐったりしている、ふらつく、体が震えるなどの症状がある場合は、次の予約まで待たずに動物病院へ連絡してください。
けいれんしている、呼びかけへの反応が鈍いなどの場合は、緊急の診察が必要です。夜間は救急の動物病院へ相談してください。
特に、ごはんを食べなかった日のインスリンの対応は、あらかじめ主治医の先生と確認しておくことが大切です。
この動画は一般的な獣医療情報をお伝えするものです。個別の診断や治療、投薬量の判断に代わるものではありません。個別の症状については、コメント欄ではお答えできません。
▼参考資料
・AAHA(2026)
2026 AAHA Diabetes Management Guidelines for Dogs
・AAHA(2023)
2023 AAHA Selected Endocrinopathies of Dogs and Cats Guidelines
2023 AAHA Selected Endocrinopathies of Dogs and Cats Guidelines
▼メンバーシップ「うちの子見守り隊」
海外の獣医学研究や診療ガイドラインも参考にしながら、愛犬の病気や治療について、飼い主さんに分かりやすく解説しています。
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▼獣医師 藤村淳
2001年に獣医師になり、勤務獣医師時代には夜間救急も経験。
2010年、神戸市西区竜が岡にフラワー動物病院を開業。
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