糖尿病について、血糖値、食事、運動、低血糖、合併症と、いろいろな情報を聞いてきたけれど、「結局、毎日の生活で何をすればいいの?」と感じることはありませんか。今回の動画では、このシリーズでお伝えしてきた大切なポイントを、毎日の習慣という形でやさしくまとめました。
【今回のテーマ】
結局、何をすればいいのか。
【これまでの6つのテーマをふり返ると】
・血糖値とHbA1cの意味を知る
・糖尿病のサインに気づく
・食事を整える
・無理なく体を動かす
・低血糖に注意する
・合併症を防ぐために定期的に確認する
【今回お伝えする5つの習慣】
① 健診や検査の数字を確認する
血糖値やHbA1cは大切な手がかりですが、自己判断で診断するものではありません。気になる結果があれば、医療機関で相談することが大切です。
② 主食・主菜・副菜を意識して食事を整える
ご飯や炭水化物を一律に禁止するのではなく、量や全体のバランス、食物繊維、甘い飲み物の見直しなどを、無理なく続けられる形で整えていくことが大切です。
③ 無理のない範囲で体を動かす
激しい運動だけが正解ではありません。歩く時間を少し増やす、座りっぱなしを減らすなど、自分に合った続けやすい方法を見つけていきましょう。
④ 低血糖のサインと薬との関係を知る
特にインスリンや一部の糖尿病治療薬を使っている方では、食事量の変化、運動、飲酒などとあわせて低血糖への注意が必要な場合があります。症状が繰り返される場合は、自己判断で薬を変えず、主治医に相談してください。
⑤ 定期的な受診・検査を続ける
糖尿病は症状がはっきりしないまま進むことがあります。目、腎臓、神経、足、そして心臓や脳の血管の病気との関係もあるため、定期的な確認が大切です。
【大切な考え方】
糖尿病の管理は、人によって違います。年齢、体格、活動量、薬、腎臓の状態、ほかの病気、生活のしかたによって、合う方法は変わります。完璧を目指すのではなく、自分にできることを一つずつ、無理なく続けていくことが大切です。すでに主治医や医療者から個別の指示を受けている方は、その内容を優先してください。
【参考にした主な医療情報】
・日本糖尿病学会『糖尿病診療ガイドライン2024』2024年
https://www.jds.or.jp/modules/publication/index.php?content_id=40
・国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター『糖尿病の慢性合併症について知っておきましょう』年記載なし
https://dmic.ncgm.go.jp/general/about-dm/060/020/02.html
・World Health Organization『Diabetes』年記載なし
https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/diabetes
・World Health Organization『Healthy diet』2026年1月26日
https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/healthy-diet
・American Diabetes Association『Diabetes Complications』年記載なし
https://diabetes.org/about-diabetes/complications
【免責事項】
この動画は健康に関する一般的な情報を提供するもので、診断や治療を目的としたものではありません。症状や検査結果について心配なことがある場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。
糖尿病の治療薬やインスリンを使用している方、腎臓病などの持病がある方、運動や食事について個別の指示を受けている方は、生活習慣を大きく変更する前に主治医や医療者にご相談ください。
このシリーズを通して一番お伝えしたかったのは、全部を完璧に変える必要はない、ということです。まずは一つ、今日からできることを選んでみてくださいね。
=============================================
00:00 糖尿病、結局何をすればいい?
00:17 全部を一度に変えなくていい
00:41 これまでの内容をふり返る
01:05 まず知っておきたい「数字」
01:25 食事を整える
01:51 無理なく体を動かす
02:19 低血糖に注意する
02:47 定期的な受診・検査を続ける
03:46 まとめ
04:11 今日からできる3つ